【TRAVEL】5/4パーティーで発表したインド旅行小説(クイズ)の解説

運営の八木です。
先日は自家製インド料理パーティーにお越しいただき、ありがとうございました!

今回のインドクイズ大会では、架空の主人公・工藤エミという女子大生が初めての海外旅行、それもインドの旅行記(架空)をベースに、その中で新しい発見をしたことについてクイズを出題しました。

折角ですので、その短編小説の解説を載せてみようと思います。

なお、答えは背景と同じ色にしていますので、もし見たい方は白塗りの部分を選択してみてください。

私の名前は工藤エミ。
大学2年の夏、二十歳になった私は将来について悩んでいた。
そうだ、インドに行こう――
もともとインド料理が好きだった私は、かねてからインドに旅行することに興味を持っていた。…海外旅行経験はゼロだが。
「インドに行くなんてバカじゃないの!?」と周りからは反対されたけれども、絶対に行ってやるって思いは日に日に強くなっていった。
人生で一番アツい夏が、いま、始まろうとしている。

#私自身2週間前になってインドに弾丸ツアーしてみて、とても良かったと思います。安全対策や緊急時のシナリオ(腰巻財布や、お金の分散所持、保険会社・大使館等の緊急連絡ルート等)、ある程度の地理感は必ず備えておきましょう。

行くと決心したらまずはツアー探しだ。
夏休みの後半、9月は一年の中でもかなり安いほうだ。
見ているとどうやら色々な航空会社が使えるようだ…。

【第一問】日本からインドの首都・デリーには複数の会社が直行便を出しています。では、その会社の名前は何でしょうか?3社答えてください。

【答え】日本航空、全日空、エア・インディア

#インドに行く際は直行便がおすすめです。といいますかツアーは直行便が多く、しかも国内キャリアでも安いです。

私はカレートラベルという会社の、全日空の直行便で行けるツアーに決めた。3泊5日で6万円を切る。大学生のお財布には優しい価格設定だ。今回はそれを8日に無料で延長してもらい、追加の宿は別途Expediaで予約することにした。

#9月は暑さも落ち着いていて、なおかつツアー料金が安いです。大学生は夏休みですよね。なので是非ともこの時期を狙って行くといいかもしれません。※ただしデング熱が流行する時期なので蚊取り線香必須。

ツアーを決めたら観光の計画をたてようと思い、航空便の時間を見てみる。すると、
「…デリーの到着時刻を見てみるとなんだかおかしいな?」

【第二問】さて、今回エミの乗る全日空(NH827便)の直行便、デリー到着の時刻は何時でしょう?(前後1時間程度のニアミスOK)

【答え】0:05

#到着時刻は月単位で変わるそうなのですが、基本深夜帯のようです。これまで全日空の直行便を使いましたが、いずれも1時前後でした。なお、少々細かい話ですが、全日空以外の2社については使用している飛行機が最新型のようです。8時間~9時間のフライトなので、折角なら最新鋭の機内でくつろぎたいものですね。

驚いた。なんと到着が深夜なのだ。
結局初日の空港から宿まではすべて旅行会社に手配してもらうことにした。

それから夏休みに入り、9月、インドに旅立った私は無事にインドに出発した。

インディラ=ガンディー国際空港。かつてインドの首相だった人の名前が冠されたこの空港は、年間4800万人の旅客が行き交う。世界では20番目に利用者数が多いそうだ。

いよいよ税関を通り抜けて、インドの地を踏める!前評判から少し不安はあったものの、それ以上に心躍っていた私は空港の到着ロビーを早歩きで進んでいった。

…しかし、税関でパスポートを見せるも、なぜか係員は首を横に振る。
「あれ、何かおかしいですか?」
おもわず私は聞いてしまった。しかし彼は、何度も首を振ってくるのだった…。

【第三問】パスポートをチェックした係員。エミのパスポートやビザには全く問題は無いはずです。しかしインド人の係員はひたすら首を横に振ってきます。なぜでしょうか?

【答え】「OK」を意味しているから。「通っていいですよ」という意味で首を横に振っていたのです。

#私自身初めてのカルチャーショックを体験し、その場で固まってしまいました。

いきなりのカルチャーショック、少し驚いた。外へ出ると暑くもわっとした空気が私を襲う。そしてなんだかとても空気の臭いがきつい。行く前はへっちゃらだと思っていた私だが、この異世界感に圧倒されていた。
「なんだかとんでもないところに来てしまったようだ。」

ぞろぞろと柵に寄りかかっているインド人たち。ターバンを巻いている人はほとんどいない。

【第四問】ターバンを巻いている民族は、実はインドでは少数派なのです。というのも、それを巻いている人たちはほんの一部のイスラム教徒と、とある宗教の教徒のみだからです。では、そのとある宗教とはいったい何教なのでしょうか?

【答え】シク教

#インドにはいわゆる皆さんが「インド人」だと想像するターバンを巻いている人はほとんどいません。シク教は職業が自由に選択できる故、インド出身で海外で働く人が多かったからかそのようなイメージがついてしまったと言われています。なお、インドにはシク教徒は約2%しかいません。

おじさんたちに近づき、一人一人みていくと、
「CURRY TRAVEL MS.KUDO」
と書かれた看板を持っている人がいた。

#深夜だと静かですが、日中だとリキシャ―の客引きがすごいみたいです。変な旅行代理店に連れて行かされないように注意が必要です。なお、エアポートメトロという地下鉄が走っていますので、それを使えば快適・安全です。(※ただし迷ってメトロの行先を聞いたら車に乗らされて旅行代理店に連れていかれる、というケースもあり得ますので出来れば自力で行きましょう。)

「工藤さんですか?よろしくお願いしますネ。私はカレートラベルでガイドしてるクマールと言います。」
珍しくターバンを巻いた40代くらいのおじさんが、流ちょうな日本語で私に話しかけてきた。
「はい、そうです。よろしくお願いします。」
私はガイドに言われるまま、クマール氏の車に乗った。予め時差を調整していた私の時計の針は、既に1時を回っていた。

翌朝、初めてのインド探索!ついに私のインド冒険が始まると、胸が高鳴るうちにホテルの外に出た。そして、私は早速度肝を抜かれたのである。

―けたたましく鳴るクラクション、商人の大きな声、車の音。
まさに喧騒とはこのことなのか。昨晩は深夜1時過ぎになってしまったこと、そして暗かったこともあり、静まり返った街の中を走っていたので全く予想だにしなかった。そして何よりも暑い…!

#バザールで、綺麗な格好で日本語のガイドを手に取りながら歩いていると間違いなく何かに遭うので気を付けましょう。

今日はたまたま同じ会社のツアーで一緒になった女性の方と午前中だけ一緒にデリーを観光することになっていた。初めての海外旅行、そしてインド旅行を経験する私には少し心強い。イヌイさんというらしい。

イヌイさんはなんでもこれまでに何度もインドに来ていてこの近辺には詳しいという。早速近場のバザール、パハールガンジに行くことになった。

入ったのはサリー屋である。これまたカルチャーショックなのは、ちょっといい感じのお店には必ず銃を持った門番がいるということだ。銃になじみのない日本人には少しビビらされるが、とてもにこやかに接してくれるいいおっちゃんである。

「インドでものを買うときには価格の交渉が重要なのよ。」
と、イヌイさんが言った通り、サリー屋さんで猛烈に交渉している…。
やはりこの人はプロだ、と思った。

しかし、外に出るやイヌイさんの様子がおかしい。
「値段交渉してとても満足いく価格でこのサリーを買えたの。でもこれみて。せっかくの綺麗なサリーがビリビリに破かれてる!」

【第五問】イヌイさんがインドでサリーを買おうと思い、値段交渉をして満足いく値段で買うことができました。しかし、それを持ち帰って広げてみるとバリバリに破かれていました。なぜそんな状態になってしまっていたのでしょうか?

【答え】サリーを安く買い叩きすぎてしまい、それを悔しがった店員が腹いせに破いたため。

#こういうパターンも少なからず存在するため、値段交渉して安く手に入れた布製品は必ず最後まで確認をしてから受け取るのがポイントである。これ以外にも釣銭の受け取りなど、インドではこちら側がしっかり確認しないと適当なことをされてしまう。(乾さん談)

やはりインド恐るべし…!そこまでする商売人根性というか、私たちと違って価値に対する考え方というのが全く違うな!ちょっと興奮した私がいた。

そして私たちはパハールガンジで用を済ませて別れた後、『地球の歩き方』で紹介されていた有名なレストランで昼食を取るべく、ニューデリーの中心地、コンノートプレイスへと向かうことにした。その時だった。

「そこのお姉さん、こんにちは~。旅行楽しんでるかい?コンノートプレイスまで今ならこのリクシャで連れていってあげるよ、100ルピーで…」
なんだか日本語ペラペラで信用できそう…。しかも160円くらいで連れて行ってくれるなんて…。

話しかけてきた優しそうなおじさんに、信用しかけていた。酷暑も手伝いこの話に乘って早く目的地に行きたく、承諾してしまった私に降りかかった災難とは…!?

―続く

#インドでは向こうから声をかけてくる人には絶対に相手してはいけません!ヒンディー語ばかりの世界で久しぶりに日本語を聞き、しかもフレンドリーさから思わず相手してしまいそうですが、まあやめとくべきです。こちらから声をかけ、その時に相手もちょっと警戒心がある、くらいが安心です。最初からフレンドリーに接近してくる人は、間違いなく何か企んでいます。

クイズにご参加くださいましてありがとうございました(^ー^)