【旅行記】アムリトサルの旅  後編

さて、後編です。黄金寺院内では、国籍や宗教や地位を問わず、誰にでも無料で食事を振舞ってくれる場所が併設されています。毎日、10万人分の食事を提供しているといわれています。食器を受け取りました。全員が一列に座り込み、配膳を待ちます。誰に対しても平等に。シク教の美学ですね。豆のカレー、チャパティ、キールが振る舞われました。(横の器はフィンガーボールです)  なかなか美味しかった。このような無料の食事や寺院の維持費などは、実はすべてシク教徒からの寄付金で賄われています。シク教徒は、ヒンドゥー教のようなカースト制度の縛りがないため、職業選択の融通がきくことにより、古くから国内外でビジネスによる成功を収めてきました。そのため比較的裕福な人が多く、得た稼ぎを寄付として還元する家庭が多いのです。料理に使う食材の下ごしらえから調理、食器洗いなど、すべて無償のボランティアで支えられているのです。助け合いを大切にするシク教徒の精神を垣間見ることができます。ちょっと街中も併せて散策。洗濯物が干してあります。探し人の掲示がなされています。シク教徒が必ず身につけなければならない銀の腕輪も売られています。ソフトクリーム屋さんは大繁盛。インド人は甘いものが大好き。1919年にイギリス軍により引き起こされた「アムリトサルの大虐殺」の現場であるジャリヤーンワーラー庭園。死者・負傷者合わせて約1500人が犠牲となった現場です。銃弾の痕も生々しく残っています。当時の様子を描いたものも多数展示されています。犠牲者たちの肖像画も。サングラスかけている人もちらほらいました。

(※これらの展示物は庭園内のギャラリーや、黄金寺院内の中央スィク博物館で見ることができます。)アムリトサルの名産品といえば、パパドが有名です。ブラックペッパー入りのパパドは特に人気が高くオススメですよ。2泊3日ほどの滞在で十分満喫できるかと思いますので、ぜひ行ってみてくださいね。列車内の食事も大充実。デザートのアイスは、ホームランバーのバニラ味みたいでした。