
今回は南インドのカレー定食、ミールスの食べ歩き録です!
ミールスとは、大きなバナナリーフの上に繰り広げられるライスとスパイス料理の奏でるハーモニーを、片手で受け止めて頂くという大変ありがたく、そして美味しい食べ方の一つです。簡単に言えば、カレー定食でしょうか。もちろん、いわゆる煮込み料理のカレーだけではなく、炒め料理や漬物もありますので厳密にはカレーだけではありません。これ以上話すのは止まらなくなるのでやめます。
そんなミールスですが、南インドであれば多くのお店で頂くことができます。
バナナリーフの上に供するのが伝統的な作法のようですが、このバナナリーフ、道端に飾られているくらい大変メジャーなもののようです。
まずはIndiranagar近くのGreen Pepperにて。こちらでは配膳のシーンを配信しておりました。アーカイブはこちら。
最初はこのように、ピックルやウールガイ?を奥側に置いてくれます。
その後、チャトニー(ソース的なもの)、ライス、カレー(ダルやサンバル)を配膳してくれます。
デザートもあれば最後に出してくれます。
やはり最後の形は美しいですね…!
ちなみにこの時まさに暴動が起きたときでして、窓際で州旗を張り付けておりました。これを張らないと暴徒に火を投げつけられるのかもしれませんね…。8年近く住んでいる駐在員曰く、こんなこと今までなかったとのことなので非常にまれなケースに当たってしまったようです。
さて続きましてはMalabar Bay。アクセンチュアやオラクルのオフィスのある市域南部にあるケーララ料理レストランです。
メニューが豊富です。
ミールスあった!
今回はパロタも頼んでみました。うますぎワロタ。
これだけ頼んで220ルピー(約330円)とかまじかよおい。
一つ発見したことが、あまり積極的にラッサムが出てくることが無いんですね。オーダーしたら無料で出してくれました。
とにかく現地ではジャグリー入りの甘いサンバルが頻繁に出てくる一方、ラッサムはほとんど見かけませんでした。
このようにバナナリーフで供されるミールスは、南インドに行かないとなかなかお目にかかれないようです。デリー、ムンバイでそのようなお店があれば教えてください。前回渡航した時は出会えませんでした。
なかなかこのスタイルで食べるのは珍しいかと思いますので、是非、チェンナイ、コチ、バンガロールはじめ、南インドにお越しの際はこのミールスを召し上がってください!
次回予告
次回はドーサ、イドゥリといったティファンをレポートします。
特にドーサは一部の駐在員にも人気で、一度食べたらはまること間違いありません!そんな魅力的なティファンの食べ歩き録です。
また明日!
つづく