【TRAVEL】インドの寝台列車

運営の乾です。移動手段のひとつとして欠かせない、インドの寝台列車をご紹介します。 

    
 駅の構内や待合室では、地面に寝転がっている方が多いです。椅子があるのにあえて座らないのは、単純に地面が冷たくて気持ちいいからなのでしょう。

そして列車に乗り込み 、予約した寝台ベッドに向かってみるものの… 予想どおり、知らない人が勝手に居座ってる。毎度の光景。  
    
 

 インドの寝台列車のランクは8種類あります。いちばん高級なA1ランクは4人用の個室となり扉には鍵もついています。わたしがよく利用するのは、次にグレードの高いこのA2ランクです。AC完備なので涼しく、カーテンで仕切ることができるタイプです。このクラスの乗客はビジネスマンや富裕層も多いので比較的安心。しかし、就寝中に盗難に遭うケースも多々あるのでバックパックはチェーンロックで縛り付け、できるだけ頭の位置に置いて厳重に管理をしています。(列車が各駅に停車中の時間を見計らい、瞬時に荷物を奪い去っていく窃盗団が乗り込んでくることもあるみたいです)   じゃあA1クラスが安心なのでは?と思いきや、実は内鍵が閉まる個室故、逆に危険なパターンもあるのでやはりA2クラスがベストかと。
ちなみに、フレンドリーな乗客の方々に声をかけられまくるのでなかなか寝付けません。すでに23時過ぎにも関わらず…。(ちなみに時差は3時間半あるので、日本時間だと深夜2時半…)

  
この時は、どいてくれと頼んでもなかなか動いてくれず、あまりにも眠すぎて無言でうなだれながら体育座りをしているわたしのネガティブな雰囲気を察し、乗客のひとりがベッドの交換を提案してくれました。

    
狭いけど快適! ヤッホーイ!

   列車内にはシャワーは無く、歯磨きや洗顔はこの水道で。蛇口を片手で常時押さえていないと水が出ないので、片手で洗顔をするのは一苦労。トイレはボットン式。もちろん、トイレットペーパーなんぞ存在しません。便器近くに無造作に置かれているコップに水を溜めて洗い流す仕組みです。汚物は線路にすべて垂れ流し。 線路上は、捨てられたゴミや汚物でまさにカオス。
そして、停車駅への乗内アナウンスは一切なしなので、土地勘がない限りは今どのへんにいるのかサッパリ分かりません。しかも大幅に時間が変動することはザラなので到着予定時刻はあくまで目安。そのため、1時間前くらいには起床して周囲の乗客に「○○駅に着いたら教えて!」と何度も念押ししながらジッと窓を覗き込みつつ到着を待ちます。

   
そんなこんなで無事に下車できるたび、毎回安堵。

   
しかし、運がいいとガラガラの寝台列車に当たることもあるので、こんな感じで優雅に景色を眺め、リラックスしながら旅を満喫することもできます。

どちらにしろ、インドを旅している感は満載なので、ぜひお試ししていただきたいどすえ。